【12月30日 AFP】21-22スキージャンプW杯は29日、ドイツのオーベルストドルフ(Oberstdorf)で伝統のジャンプ週間(Vierschanzentournee)開幕戦を兼ねた個人第10戦が行われ、小林陵侑(Ryoyu Kobayashi)が優勝を飾った。

 18-19シーズンのジャンプ週間王者でW杯総合優勝の経験もある小林は、来年2月の北京冬季五輪を見据える中、2本合計302.0点を記録し、今季4勝目を挙げた。

 2位には299.2点でハルボル・エグネル・グラネル(Halvor Egner Granerud)、3位には298.6点でロバート・ヨハンソン(Robert Johansson)のノルウェー勢が続いた。

 昨季のジャンプ週間覇者で、通算3度のタイトル獲得を誇るカミル・ストフ(Kamil Stoch、ポーランド)は2本目に進むことができず、まさかの41位に沈んだ。

 第2戦は、来年1月1日に独ガルミッシュパルテンキルヘン(Garmisch-Partenkirchen)で行われる。(c)AFP