字幕:ビデオグラフィック「アート界揺るがすNFT」
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【4月29日 AFP】NFTはNon Fungible Token(非代替性トークン)の略で、「ある物」が唯一無二であることを保証するものだ。
「ある物」の真正性を示すデジタル証明書であり、画像や動画、アニメ、写真、音声、テキストといったデジタルファイルがその対象となる。
NFTは「ある物」の唯一にして正当な所有者であることを証明する。
理論上、NFTの改ざんや複製は不可能だ。
NFTにはブロックチェーン技術が活用されている。情報を保存・伝達し、取引履歴を記録する分散型のセキュアなネットワークで、暗号資産(仮想通貨)を支える基盤技術だ。
所有者は購入したNFTをデジタルウォレットで保管・管理する。
アート、音楽、デザイン、ビデオゲーム、ファッションなど、幅広い分野にNFTは希少性の概念を持ち込んだ。
さらにこのシステムにより、作品の制作者はNFTが転売された時にも収入を得ることができるようになる。
NFTが一般に知られるようになったきっかけは2017年に公開された仮想の猫育成ゲーム「CryptoKitties(クリプトキティーズ)」で、プレーヤーが購入・繁殖したデジタル子猫の価格が急騰する事態となった。(c)AFP