中国・成都に24時間営業の「無人火鍋店」が登場 スマホで支払い、若者らに人気
発信地:中国
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【3月8日 CNS】しびれるような辛さがやみつきになる中国式しゃぶしゃぶ「火鍋」は、国内外で人気の中華料理の一つ。「美食の都」として知られる四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)では至る所に火鍋店があり、最近は24時間営業の「無人火鍋店」が登場した。
成都市金牛区(Jinniu)にある「無人火鍋店」は2021年9月末にオープンした。客は店内で音声ガイダンスに従い、スマートフォンでQRコードをスキャン。注文キャビネットが開き、食材を自由に取る。会計は、客が選んだ食材を自動的に識別する仕組みだ。
責任者の楊亮(Yang Liang)さんは「店には従業員は常駐せず、毎日午後5時から10時の間、補充と清掃のためのスタッフが1人だけやってきます。午前2時や3時にも、タクシーの運転手や若者が訪れますよ」と話す。スマホを使ったスマートな注文システムは若者らに好評という。
楊さんは「人件費と家賃の高騰で外食産業の経営はますます難しくなっている。無人火鍋店は人件費を節約し、24時間営業もできる。コスト削減は消費者にも利益をもたらす」とメリットを語る。 (c)CNS/JCM/AFPBB News