【5月12日 AFP】(更新、写真追加)韓国軍合同参謀本部は12日、AFPに対し、北朝鮮が同日に日本海に向けて弾道ミサイル3発を発射したと明らかにした。

 合同参謀本部は「平壌の順安(Sunan)から短距離の弾道ミサイル3発が発射されたことを午後6時29分ごろに軍が探知した」と述べた。

 日本の防衛省も北朝鮮によるミサイル発射を確認し、海上保安庁も航行する船舶に対し、注意を呼び掛ける情報を出した。

 韓国では10日、3月の大統領選で当選した保守系の尹錫悦(ユン・ソンニョル、Yoon Suk-yeol)氏が就任したばかり。

 日韓両政府によると、北朝鮮は韓国大統領就任式を控えた今月4、7両日にも、弾道ミサイルによるものとみられる試射を行った。

 北朝鮮は核・ミサイル開発に対する国際的な制裁にもかかわらず、米政府の対話の呼び掛けにも応じず、今年に入ってミサイルの試射を繰り返している。(c)AFP​​