【今日のジロ】ヒンドリーが山岳勝負制してV イェーツは失速
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【5月16日 AFP】ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2022)は15日、第9ステージ(イゼルニア~ブロックハウス、191キロメートル)が行われ、ボーラ・ハンスグローエ(Bora Hansgrohe)のジェイ・ヒンドリー(Jai Hindley、オーストラリア)が今大会最初の大きな山岳区間を制した。
ヒンドリーはチームDSM(Team DSM)のロマン・バルデ(Romain Bardet、フランス)、イネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)のリチャル・カラパス(Richard Carapaz、エクアドル)、バーレーン・ヴィクトリアス(Bahrain Victorious)のミケル・ランダ(Mikel Landa、スペイン)らとのスプリントを制した。
チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコ(Team BikeExchange-Jayco)のサイモン・イェーツ(Simon Yates、英国)は、最後のブロックハウス(Blockhaus)の登坂で失速し、約11分遅れてフィニッシュした。
今ステージはカラパスが所属するイネオスがペースをつくり、集団はスタートから5時間が経過して全長13.6キロ、平均勾配8.4パーセントというブロックハウスの山道を迎えた。最後は6人に絞られ、写真判定の末にヒンドリーが優勝。バルデが2位、カラパスが3位に入った。
トレック・セガフレード(Trek Segafredo)のフアン・ロペス(Juan Pedro Lopez Perez、スペイン)がこの日も総合首位を維持したが、2位につけるUTE(UAE TEAM EMIRATES)のジョアン・アルメイダ(Joao Almeida、ポルトガル)とは12秒差、3位バルデとは14秒差、4位カラパスとは15秒差、5位ヒンドリーとは20秒差に縮まった。
16日は休息日となる。(c)AFP