【5月30日 AFP】ブラジル北東部の豪雨による死者が、29日午後6時までに79人となった。被害が最も大きいレシフェ(Recife)とオリンダ(Olinda)が位置するペルナンブコ(Pernambuco)州当局が明らかにした。

 ブラジルでは近年、異常気象による土砂災害や洪水が相次いでいる。

 先週末にかけて川が氾濫し、土砂災害が発生したことから、死者数が急増した。27日夜から翌朝にかけ、レシフェの一部地域では5月全体の予想降雨量の7割に相当する雨が降った。

 市民防衛局の最新の発表では行方不明者数は更新されていないが、先の報告では56人が行方不明、4000人が家を失ったとされている。(c)AFP