チリがラグビーW杯本大会へ、米国に競り勝つ
発信地:ロサンゼルス/米国
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【7月17日 AFP】ラグビーW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)、米大陸第2代表決定戦第2戦が16日、米コロラド州のグレンデール(Glendale)で行われ、チリが31-29で米国に勝利し、2戦合計スコア52-51で史上初のW杯本大会出場を決めた。
チリは75分にサンティアゴ・ビデラ(Santiago Videla)のペナルティーゴール(PG)が決まり、この試合で初めて先行すると、これがそのまま最終得点差になった。チリは前週の第1戦に21-22で敗れていたが、合計スコアでは劇的な形で上回り、来年行われるラグビーの祭典に乗り込むことが決まった。
チリ主将のマルティン・シグレン(Martín Sigren)は、「本当に大きな意味のあることだ。このチームは犠牲を払ってきた。困難に思えた時期もあった」と話し、「ここへ来ている家族のみんなに感謝したい。僕らの背中を押し続けてくれた人たちだ」と続けた。
チリは本大会で、イングランド、アルゼンチン、日本、サモアと同じプールDに入る。敗れた米国にはまだ本大会出場のチャンスは残されており、11月にポルトガル、ケニア、アジア・太平洋プレーオフの敗者と最終予選に臨む。(c)AFP