【7月19日 AFP】第18回世界陸上オレゴン大会(World Athletics Championships Oregon 22)は18日、男子200メートル予選が行われ、男子100メートルの新王者に輝いたフレッド・カーリー(Fred Kerley、米国)が20秒17で準決勝に進出した。

 100メートル決勝で同胞のマービン・ブレーシー(Marvin Bracy)とトレイボン・ブロメル(Trayvon Bromell)を抑えて優勝した、万能型スプリンターのカーリーが組1着に入るなど、200メートルの予選はまたしても米国勢の表彰台独占を予感させる結果となった。

 ブレーシーとブロメルが出場しない中、昨年開催された東京五輪のこの種目でそれぞれ2位、3位、4位に入ったケネス・ベドナレク(Kenneth Bednarek)、現世界王者ノア・ライルズ(Noah Lyles)、18歳のエリヨン・ナイトン(Erriyon Knighton)の米国勢は、それぞれ期待を裏切ることなく19日の準決勝に駒を進めた。

 ライルズは全体1位となる19秒98の記録をたたき出し、予選で20秒を切った唯一の選手となった。

 日本勢の飯塚翔太(Shota Iizuka)と上山紘輝(Koki Ueyama)も準決勝に駒を進めている。(c)AFP