ウッズとマキロイが新リーグ発足を発表 一部バーチャルで実施
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【8月25日 AFP】男子ゴルフのタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)とロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)が24日、最新のテクノロジーを駆使し、巨大スクリーンを使って観客の前でチーム戦を行うテレビ向けの新大会「TGL」を、2024年1月に発足させると発表した。
マキロイとTMRWスポーツ(TMRW Sports、トゥモロー・スポーツ)創設者のマイク・マカフリー(Mike McCarley)氏は、米ジョージア州アトランタ(Atlanta)のイーストレークGC(East Lake Golf Club)で開催されるシーズン最終戦のツアー選手権(TOUR Championship 2022)開幕の前夜に、一部がバーチャルで行われる新リーグの立ち上げを明かした。
ロングショットはスクリーンに向けて打ち、チップショットとパットは実際に打つため、試合は特注の会場で行われる予定となっている。
選手は通常のコースで目にするのと同じような結果をバーチャルで映し出す巨大スクリーンに向かってロングショットを打つ。会場に隣接する芝生のプレーエリアでは、ショートゲームのショットやパットを生で観戦することができる。
音楽やエンターテインメントというアリーナでのゲームイベントの雰囲気と、ゴルフの正確なショットを打つために必要な身体的な技術を融合させた試合は、18ホールをテレビ向けの2時間で回る。
ツイッター(Twitter)に「TGLはプロゴルフの次の進化形だ」と投稿したウッズは、「テクノロジーを駆使し、私たちが愛するスポーツに新しいアプローチをもたらす、このエキサイティングな新たな冒険に関わることに興奮している」と続けた。
米ツアー(US PGA Tour)はこのプロジェクトのパートナーを務める。1月から4月の期間、1組3人の6チームが月曜夜にレギュラーシーズン計15試合を行い、その後上位チームによる準決勝と決勝が行われる。
「PGAツアーの選手にとっては、月曜夜のプライムタイムに違った一面を見せられる絶好の機会になる」とコメントしたマキロイは、「新たなファンを取り込むためにブランドを露出するのは素晴らしいこと」と喜んだ。(c)AFP