【10月21日 AFP】22MLBは20日、ア・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第2戦が行われ、ヒューストン・アストロズ(Houston Astros)は3-2でニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)を下し、シリーズ2勝0敗とリードを広げた。

 アストロズは3回裏、二死の場面でアレックス・ブレグマン(Alex Bregman)がヤンキースの先発ルイス・セベリーノ(Luis Severino)の速球を本拠地ミニッツメイドパーク(Minute Maid Park)の左翼スタンドにたたき込んだ。

 飛距離約110メートルのこの先制3点本塁打は、アストロズの先発左腕フランバー・バルデス(Framber Valdez)にとって十分な援護となった。

 バルデスは4回表、ヤンキースのジャンカルロ・スタントン(Giancarlo Stanton)のボテボテの内野ゴロを捕球し損ねた後、よろめきながら一塁へ悪送球して走者を二、三塁に背負った。

 これにつけ込んでヤンキースはアンソニー・リゾ(Anthony Rizzo)とグレイバー・トーレス(Gleyber Torres)が2点を返したものの、この非自責点につながった二つのエラー以外にミスを犯さなかったバルデスは、7回を投げて9奪三振の好投を見せた。

 6季連続でア・リーグ優勝決定シリーズに進出しているアストロズに2017年と2019年の同シリーズで敗れているヤンキースは、本拠地で迎える22日の第3戦で宿敵を倒すための大仕事が待ち受けている。(c)AFP