【11月6日 AFP】ラグビーテストマッチが5日、英カーディフで行われ、ニュージーランドは55-23でウェールズに大勝。アーディ・サベア(Ardie Savea)の活躍などで対ウェールズ戦の連勝を33試合に伸ばした。

 前週の日本戦では38-31と苦戦を強いられたオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)だが、1953年を最後にウェールズに負けていないチームは、コディー・テイラー(Codie Taylor)の力強い2トライで序盤にリードを奪った。

 ウェールズはその後、この試合がデビュー戦となるリオ・ダイアー(Rio Dyer)のトライとギャレス・アンスコム(Gareth Anscombe)の2本のPGで反撃したが、ニュージーランドもジョーディー・バレット(Jordie Barrett)がトライを決め、22-13と余裕を持って前半を終えた。

 後半は、ウェールズ主将のジャスティン・ティプリック(Justin Tipuric)がチーム2本目のトライを決めたが、他はニュージーランドの一方的な展開となり、アーロン・スミス(Aaron Smith)の連続トライに加えてサベア、バレット、交代出場のサミソニ・タウケイアホ(Samisoni Taukei'aho)がトライを重ねた。(c)AFP/Luke PHILLIPS