【2月17日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、ジェネシス招待(Genesis Invitational 2023)は16日、米カリフォルニア州パシフィックパリセーズ(Pacific Palisades)のリヴィエラ・カントリークラブ(Riviera Country Club、パー71)で開幕し、7か月ぶりの復帰戦となったタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)は、2アンダー「69」の暫定27位発進となった。

 メジャー通算15勝のウッズは、2021年2月の自動車事故で脚に重傷を負い、大会への出場が限れている中で、今大会は昨年7月の全英オープン(The 150th Open Championship)以来となる公式戦。スタート時にはひと目見ようと集結したファンから「タイガー」コールで迎えられた。

 この日は3連続バーディーでフィニッシュし、帽子を取って歓声に応えた。ラウンド後には「実際にいいショットが何本か打てたし、パットもいくつか決められた。10番で少しミスがあったが、そこから巻き返していくことができた。いい形で終えられた」とコメント。ラウンドが進むにつれて慣れていったといい、「試合の緊張感だったり、それを落ち着けようとしたりすることは他では味わえない」と語った。

 元大会優勝者のマックス・ホーマ(Max Homa、米国)と、キース・ミッチェル(Keith Mitchell、米国)が7アンダーで暫定首位に立った。松山英樹(Hideki Matsuyama)はイーブンパーで同56位タイにつけた。(c)AFP/Rebecca BRYAN