【3月9日 AFP】ウクライナ第2の都市ハルキウ(Kharkiv)の中心部で7日夜、街灯が2時間弱ともされた。ロシアによる侵攻開始以降、頻繁な攻撃にさらされ、停電が続いていた同市だが、住民の間からは喜びの声が上がった。

 イーホル・テレホフ(Igor Terekhov)市長が、治安当局と協議の上で決定した。街灯をともす地区は順次拡大する予定という。

 テレホフ氏によると、この1年間は車のヘッドライトが街灯代わりになっていた。事故が多発し、けがをする人もいた。

 ハルキウ出身で作家のアンナさんは、「暗闇に光が勝利した。こんなにうれしい思いをしたのは久しぶりだ」とフェイスブック(Facebook)に投稿した。

 ロシアは昨年10月以降、ウクライナ各地のインフラ施設を攻撃。多くの場所で暖房や電気が使えなくなっている。(c)AFP