ウッズ、「常に」痛みと闘いながら初日2オーバー マスターズ
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【4月7日 AFP】男子ゴルフのメジャー第1戦、第87回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2023)は6日、米ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(Augusta National Golf Club、パー72)で開幕し、タイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)は2オーバー「74」の54位タイ発進となった。ホールアウト後には常に脚の痛みと闘いながらのラウンドだったと明かした。
マスターズ初日「74」は2005年大会以来自己ワースト。マスターズではメジャー通算15勝のうち5勝を挙げており、18年前の同大会では初日に出遅れながらも逆転で優勝した。
しかしながら、今大会は2021年の自動車事故による脚の大けがにまだ苦しんでおり、50位以下で予選を通過できるかどうかの戦いになるかもしれない。
ウッズは「ドライバーは良い感触だった」と振り返りつつ、「ただ、ボールを寄せるのに必要なプレーができなかった。きょうはアンダーパーのチャンスがあったのに、それが果たせなかった」と語った。
2019年のマスターズで11年ぶりのメジャータイトルを手にしたウッズは、7日の第2ラウンドでの巻き返しを図るが、午後は悪天候が予想されている。そうした中で、プレーの改善や微調整を心掛けながら「最後にはポジティブな方向に向かっているようにしたい」と意気込んだ。
一方、金属プレートとねじが埋め込まれている右脚にはまだ「痛み」があり、この日も起伏のあるコースを歩きながら「常に」痛みを感じていたという。ラウンド中には痛めているのとは逆の左脚で軽く跳びはねる場面があり、「左脚で跳ぶのは大丈夫だ。だけど、もう片方でやったらあまり良くない」と語った。(c)AFP/Jim SLATER