中国初の風力・太陽光・火力発電一体化プロジェクトがスタート
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【4月25日 CNS】中国・青海省(Qinghai)で3月16日、国内初となる二大発電プロジェクトがそれぞれ着工された。慶陽市(Qingyang)では風力・太陽光・火力発電を一体化し、蓄電と送電を行う大型総合エネルギー基地プロジェクト、玉門市(Yumen)では大型地上水力発電プロジェクトだ。
二大プロジェクトが稼動すると年間で600万トン分の石炭消費を代替し、1600万トン分の二酸化炭素(CO2)排出量を削減することができる。
甘粛省は新エネルギー発電所の建設に適しており、国家の重要なエネルギー拠点に位置づけられている。風力や太陽光などの新エネルギー発電能力は年間530億キロワット時を超え、中国でトップクラス。今後も省エネとCO2排出削減を推進する役割が期待されている。(c)CNS/JCM/AFPBB News