【4月27日 AFP】サッカーロシア代表が、初開催となる中央アジア選手権の出場を辞退した。同国代表は、ウクライナ侵攻の影響により国際試合から遠ざかっている。

 ロシアは欧州サッカー連盟(UEFA)や国際サッカー連盟(FIFA)から主催大会への参加を禁止されているものの、今週に入って過密日程を理由に大会への招待を辞退した。またヴァレリー・カルピン(Valery Karpin)監督は辞退の別の理由として、高い気温と人工芝のピッチで選手が負傷することを懸念していると述べている。

 この結果、26日にタジキスタンの首都ドゥシャンベで行われた抽選会にはアフガニスタン、イラン、キルギスタン、ウズベキスタン、タジキスタン、トルクメニスタン、特別招待国のオマーンの7か国が参加した。カザフスタンはアジア・サッカー連盟(AFC)ではなく、UEFAに加入しているため出場しない。

 ロシアはAFCへの転籍をにおわせているもののUEFAにとどまっており、欧州選手権(UEFA Euro 2024)予選の出場を禁止されている。昨年2月のウクライナ侵攻以降は中央アジア勢と試合を行っており、1勝3分けを記録している。(c)AFP