動画:中国青海省の名物料理「海東拉麺」、「一帯一路」沿線国に進出
このニュースをシェア
【5月10日 Xinhua News】中国青海省の東部に位置する海東市では20世紀末、増収を目指す一部の農民が商機を求めて他地域に向かい、名物料理「海東拉麺(ラーメン)」の店を開いて成功への糸口をつかんだ。それから数十年を経て、海東拉麺産業は同市に暮らす各民族の人々の生産と暮らしに大きな変化をもたらした。2022年時点で16万6千人の海東出身者が、中国の280以上の都市で2万7700店の海東拉麺店を営業している。
また、近年ではマレーシア、タイ、カンボジアなど10余りの国・地域で海東出身者が海東拉麺店を開き、「一帯一路」沿線国に進出しており、中国の高原地域の味を世界に届けている。22年の海東拉麺産業の生産額は130億元(1元=約20円)を上回ったという。(c)Xinhua News/AFPBB News