【6月17日 AFP】米国サッカー連盟(USSF)は16日、グレッグ・バーハルター(Gregg Berhalter)氏を代表チームの指揮官に再任すると発表した。

 昨年のW杯カタール大会(2022 World Cup)で米国代表を16強に導いたバーハルター氏は、半年前に家庭内暴力の調査中に契約満了となっていた。

 同国代表のジョバンニ・レイナ(Giovanni Reyna)の母親が、1991年当時にバーハルター氏の恋人で現在の妻との間で暴力沙汰があったと暴露したことで、連盟による調査が行われていた。

 バーハルター氏はこの疑惑について否定せず、自身の振る舞いを謝罪。調査の最終報告書では「雇用に法的障害がなく」「監督候補のまま」とされていた。

 米国がメキシコ・カナダと共催する2026年W杯(2026 World Cup)に向けて、連盟はチームを率いる監督を世界規模で探すべくコンサルタント会社に依頼していたため、驚きの続投となった。(c)AFP