【7月3日 AFP】ウクライナのハンナ・マリャル(Ganna Malyar)国防次官は3日、ロシア軍に対し反転攻勢を強める自国軍が、先週37平方キロメートルの領土を奪還したと発表した。

 マリャル氏は、先週東部で9平方キロメートル、南部で28平方キロメートルを奪還したと明らかにした。

 同氏によると、ウクライナ軍は東部の激戦地バフムート(Bakhmut)周辺でロシア軍と「激しい」戦闘を展開。南部では、メリトポリ(Melitopol)やベルジャンシク(Berdyansk)方面の前線で「成功」があったという。

 ウクライナ軍のワレリー・ザルジニー(Valery Zaluzhny)総司令官は先月末公開されたインタビューで、西側諸国からの武器供与が滞っていることに不満を表明していた。(c)AFP