マレーが2回戦敗退 来年のウィンブルドン出場は「分からない」
発信地:ロンドン/英国
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【7月8日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2023)は7日、男子シングルス2回戦が行われ、通算2度の大会制覇を誇るアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は6-7(3-7)、7-6(7-2)、6-4、6-7(3-7)、4-6で第5シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)に敗れた。試合後には、来年も大会に戻って来られるかどうかは不透明だと認めた。
4時間40分にわたる死闘に敗れた36歳のマレーは、ウィンブルドンではベスト8入りを果たした2017年大会を最後に2週目への進出を逃し続けている。また、2度の股関節の手術を乗り越えて果敢に再起を図っているものの、競技での長期的な将来は疑問視されるとみられる。
マレーは試合後、来年もウィンブルドンに戻ってくるか聞かれると「分からない」と話し、「モチベーションが大きな要素であるのは確かだ。このように早期敗退が続いている状況では、モチベーションへの後押しにはならない」と述べた。
一方、この試合で90本のウイナーを決めるなどしてマレーを倒し、4回戦ではラスロ・ジェレ(Laslo Djere、セルビア)を迎え撃つことになったチチパスは、「アンディと対戦するのは決して簡単ではない。ここでは誰もが彼を応援する」とコメント。また「股関節の手術を乗り越えて、本当によく持ちこたえていると感心している。彼の今後の活躍を願っている」とエールを送った。(c)AFP/Dave JAMES