【7月15日 AFP】ラグビー南半球4か国対抗戦、ザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship 2023)は15日、第2節が行われ、アルゼンチンはオーストラリアを34-31で破り、ワラビーズ(Wallabies、オーストラリア代表の愛称)相手に初の連勝を飾った。

 試合はホームのオーストラリアが一気に10-0と先行したが、アルゼンチンはそこから17連続得点で主導権を奪取。オーストラリアは残り4分でマーク・ナワンガニタワシ(Mark Nawaqanitawase)がインターセプトから独走でトライを奪い、勝利をさらったかにみえたが、アルゼンチンは残り1分でモールからファン・マルティン・ゴンサレス(Juan Martin Gonzalez)が決勝トライを決めた。

 最終的には4トライずつを奪い合い、1本のペナルティーゴール(PG)が勝敗を分ける大接戦だった。アルゼンチンにとっては、48-17で大勝した昨年の試合ほどスコアは派手ではなかったが、歴史的な連勝となった。

 一方のオーストラリアは、12-43で大敗した南アフリカ戦から連敗。地元メディアに「屈辱」と酷評された前戦に続き不発となり、就任後2連敗となったエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)への重圧が強まる結果となった。(c)AFP/Martin PARRY