米が面目躍如の金3個、16歳マッキントッシュ2冠 世界水泳
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【7月31日 AFP】第20回世界水泳選手権(20th World Aquatics Championships)は30日、福岡県で17日目が行われ、米国が最終日に面目躍如となる金メダル3個を獲得した。また、カナダの16歳サマー・マッキントッシュ(Summer McIntosh)は、才能を見せつける今大会2個目のタイトルを獲得した。
ここまで金4個にとどまり、金メダル獲得数で13個のオーストラリアを抜くのは不可能になっていた米国だが、この日は男子50メートル背泳ぎでハンター・アームストロング(Hunter Armstrong)が勝利すると、男女の4×100メートルメドレーリレーも優勝で締めくくり、最後に金メダルラッシュを披露した。
マッキントッシュは女子400メートル個人メドレーを制し、200メートルバタフライに続く今大会2冠目となった。
女子50メートル自由形では、サラ・ショーストレム(Sarah Sjostrom、スウェーデン)が勝利して同じく2冠目を手に入れ、世界水泳の個人種目のメダル数を21個としてマイケル・フェルプス(Michael Phelps)を一つ上回った。
女子50メートル平泳ぎではルタ・メイルティテ(Ruta Meilutyte、リトアニア)が世界新記録となる29秒16で優勝。男子1500メートル自由形はアハメド・ハフナウイ(Ahmed Hafnaoui、チュニジア)が制した。
金メダルの獲得数では、オーストラリアが同国最多に並ぶ13個でトップとなり、最終日に3個を加えた米国が合計7個として5個の中国を上回った。メダルの合計数では、38個の米国が25個のオーストラリアを上回り、トップで大会を終えた。(c)AFP/Andrew MCKIRDY