ロシア民兵組織、国土防衛用の兵器受領
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【8月3日 AFP】ウクライナと国境を接するロシア西部2州の民兵組織に、ウクライナの攻撃から国土を防衛するための兵器が供与された。地元当局が2日、明らかにした。
ロシアでは昨年12月、正規軍や国家親衛隊(ロスグバルディア)、警察を支援する目的で、ウクライナと隣接する西部クルスク(Kursk)、ベルゴロド(Belgorod)両州で民兵組織が創設された。両州とも、ウクライナ軍による無人機攻撃や砲撃を繰り返し受けていると報告している。
クルスク州のロマン・スタロボイト(Roman Starovoit)知事は、「クルスク州はウクライナからのテロ攻撃を毎日のように受けている」とソーシャルメディアに投稿。国土防衛用兵器の「第1陣はすでに基地に到着した。近い将来、300ユニットまで増えるだろう」と述べた。
また国営メディアは、ベルゴロド州の民兵組織も兵器を受領したと報じた。(c)AFP