【8月23日 CNS】中国西部・重慶市（Chongqing）の重慶動物園（Chongqing Zoo）で8月6日、パンダの「莽仔（Mang Zai）」が出産した生後1か月の赤ちゃんパンダが姿を現した。

　莽仔は今年3月にオスの津柯（Jin Ke）と自然交配し、7月6日体重191グラムの赤ちゃんを出産。重慶動物園では一番重いベビーとなった。莽仔の出産は3度目となる。

　母性の強い莽仔は出産後から赤ちゃんを自分で育て、飼育員は初期に人為的な補助をしただけ。莽仔は母乳も多く、赤ちゃんの体重は1439グラムに増えた。

　重慶動物園は1960年代からパンダを飼育し、80年代から繁殖に取り組んでいる。これまでに双子13組、三つ子1組を含む計31回の出産が行われ、現在は22頭のパンダが飼育されている。(c)CNS/JCM/AFPBB News