【9月11日 Xinhua News】特殊ガラス製造大手の日本電気硝子(がらす)が中国福建省(Fujian)アモイ市(Xiamen)に持つ子会社、電気硝子玻璃(アモイ)は24時間体制で生産を行う。日本電気硝子は2014年、中国ディスプレイ市場の成長を見込んで同市に液晶用ガラス基板工場を建設。これまでに4回増資を行い、生産を拡大している。

 電気硝子玻璃(アモイ)の第1~5期プロジェクトの総敷地面積は約200ムー(約13万平方メートル)で、原材料の溶融から加工に至る生産ラインを備える。日本電気硝子が海外で設立した工場の中で最も規模が大きく、生産プロセスも整っている。

 大橋伸夫総経理によると、同社は中国の脱炭素政策「双炭」目標(二酸化炭素CO2排出量の30年までの減少転換、60年までの実質ゼロ)に積極的に参画しており、今後も投資を拡大し、設備や技術の改良に取り組んでいく。(c)Xinhua News/AFPBB News