【10月4日 AFP】第19回アジア競技大会(19th Asian GamesAsiad)は3日、サッカー女子の準決勝が行われ、前回王者の日本は中国の反撃をしのいで4-3で勝利し、北朝鮮との決勝に進出した。

 日本は前半4-1とリードして開催国の熱心なファンを黙らせ、決勝進出に片足をかけた。しかし、ハーフタイムに重い足取りで控室へ戻った中国は黙って屈せず、残り30分で1点差まで追い上げて大逆転へのお膳立てを整えた。

 それでも日本は集中力と落ち着きを保って勝利をつかみ、6日の決勝で北朝鮮と金メダルを懸けて争うことになった。北朝鮮は8-0でウズベキスタンに大勝。日本と北朝鮮の決勝は、2014年大会と同じ顔合わせとなる。

 今大会5試合で35点を挙げている日本の狩野倫久(Michihisa Kano)監督は、後半から相手が攻勢に出てくるのは想定内で、ある程度はやらせた部分があったことを明かしつつ、交代選手の頑張りで勝つことができたと感謝した。(c)AFP