【10月16日 Xinhua News】中国国家耐塩類・アルカリ耐性イネ技術革新センターは13日、中国工程院の陳温福(Chen Wenfu)院士(アカデミー会員)、尹飛虎(Yin Feihu)院士ら専門家を動員し、新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)アラル市で塩・アルカリ耐性イネの収量予測を実施した。

 評価の結果、理論上の予測収量は最終的に1ムー(約667平方メートル)当たり573・8キロとなった。水田はタクラマカン砂漠の北端に位置し、重度の塩類・アルカリ性土壌に属する。予測には塩・アルカリ耐性イネの「新稲36号」という品種が用いられた。今年の水稲栽培の成功は、新疆の塩類・アルカリ性土壌の総合的な利用の可能性をさらに掘り起こし、国家の食糧安全保障を確保するための強力な支えとなる。(c)Xinhua News/AFPBB News