キリオスが全豪OPの出場断念 「胸が張り裂けそうな思い」
発信地:メルボルン/オーストラリア
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【12月9日 AFP】男子テニスのニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)は9日、けがによる長期離脱で状態が整っていないとして、来年1月に開催される全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)を欠場すると発表した。
元世界ランキング13位のキリオスは、1月に膝の手術を受けた後、手首の靱帯(じんたい)損傷でウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2023)での復帰を断念した。
母国開催となる四大大会(グランドスラム)のシーズン初戦に向けて、先月には「条件が整う必要がある」としていた中、有料ソーシャルメディアのオンリーファンズで「非常に残念だが、2024年の全豪オープンに出場することはできなくなった」「胸が張り裂けそうな思いだ。大会にはたくさんの素晴らしい思い出があるし、とにかくトップレベルに戻ってしっかりやりたいと強く思っているが、時間が足りなかった」と説明した。
キリオスは試合には出場しないものの、コメンテーターなどで大会に関わることになるだろうとも話している。
全豪オープンは来年1月14日から28日まで開催される。(c)AFP