バイデン米大統領の車列に車突っ込む 夫妻は無事
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【12月18日 AFP】米デラウェア州で17日、ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領の待機中の車列に乗用車が突っ込んだ。 ホワイトハウス(White House)関係者はAFPに対し、「大統領夫妻は無事だ」と述べた。
現場は同州ウィルミントン(Wilmington)の交差点で、バイデン氏からは約40メートル離れていた。大統領警護隊(シークレットサービス)の車両に銀色のセダンが衝突し、大きな衝撃音が起きた。警護隊は急いでバイデン氏を待機中の車に誘導し、同車はすぐに走り去った。
大統領警護隊のスティーブ・コペック(Steve Kopek)報道官は、「ウィルミントンで17日午後8時9分(日本時間18日午前10時9分)ごろ、大統領の車列の一部の大統領警護隊の車両に別の車両が衝突した」と説明した。
大統領夫妻は選挙事務所で職員らと食事をして外に出てきたところで、少し離れた場所にいた報道陣がバイデン氏に質問を投げ掛けた直後に衝突音が聞こえた。同氏は驚いた表情を浮かべた。
警護隊がデラウェア州のプレートを付けた車両を直ちに取り囲み武器を構えると、運転手は両手を上げて応じた。
バイデン氏は無事自宅に戻った。(c)AFP