ナダルに新たなけがの懸念「少し怖い」 復帰戦は準々決勝敗退
発信地:ブリスベン/オーストラリア
このニュースをシェア
【1月6日 AFP】テニス、ブリスベン国際(Brisbane International 2024)は5日、男子シングルス準々決勝が行われ、今大会でけがから約1年ぶりに復帰した四大大会(グランドスラム)通算22勝のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は7-5、6-7(6-8)、3-6でジョーダン・トンプソン(Jordan Thompson、オーストラリア)に敗れた。この試合では新たなけがの懸念が生じ、「少し怖い」と話している。
ナダルは第3セット終盤に左太ももの上部に痛みを覚えて治療を受ける場面があり、14日に開幕する全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)を前に暗雲が垂れ込めている。
ナダルによれば、1、2回戦は全く問題がなかったが、約3時間半の長丁場となったこの日は試合終了にかけて痛みがあった。痛みを感じたのは昨年痛めた部位に近い箇所だが、けがの種類は違うとみているといい、「(今回のは)もっと筋肉的なもの」だと説明。「唯一の懸念は同じ場所だということ。だからいつもより少し怖い」と語った。ナダルは昨年の全豪オープンで負傷し、その後左股関節に2度の手術を受けている。
「来週も練習して、メルボルン(全豪オープン)でプレーしたいが、今は100パーセントの自信はない」とも話したナダル。会見後には自身のインスタグラムを更新し、数日中に検査を受ける意向を明らかにした。(c)AFP