【1月20日 AFP】サッカーフランス代表のFWカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)が、所属するサウジアラビア1部リーグのアル・イテハド(Al-Ittihad Club)に予定より17日遅れで再合流した。クラブに近い関係者が19日、AFPの取材で明らかにした。

 2022年のバロンドール(Ballon d'Or)に輝き、年俸1億ユーロ(約161億円)と報じられている36歳のベンゼマは3週間前、リーグ戦の中断中にサウジアラビアを離れ、7600万人のフォロワーを持つインスタグラムのアカウントを停止した。別の情報では、15日までモーリシャスで休暇を過ごしていたという。

 クラブの情報筋は「ベンゼマは18日夜到着した。17日遅れだ。2日に戻ってくるはずだった」とし、「彼とは10日間も連絡が取れなかった。クラブ経営陣と監督は起きたことに激怒している」と明かした。また、「クラブ役員会との会合で何が起きたかを明らかにし、彼の今後について協議する」とも明かしつつ、ベンゼマが今後もアル・イテハドの主将にとどまり、クラブを退団する「オプションはない」と述べた。

 一部報道ではベンゼマがイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)へ移籍すると伝えられている。

 サウジリーグは、2月7日に再開する。(c)AFP