ロシア北西部のガス施設で火災 「外部的要因」と生産会社
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【1月22日 AFP】ロシア北西部レニングラード州の港のガスターミナルで21日、火災が発生した。ロシアの天然ガス生産・販売会社ノバテック(Novatek)は同日、火災は「外部的要因」によって引き起こされたとの見方を示した。
現場はロシア第2の都市サンクトペテルブルク(St Petersburg)の西方約110キロの地点にある、バルト海(Baltic Sea)に面したウスチルガ(Ust-Luga)港。ウクライナ国境からは約1000キロ離れている。
ノバテックは、火災による犠牲者は出ておらず、「現状では広がっていない」としている。当局も同社もそれ以上の詳細については明らかにしていない。
ウクライナは先週、ロシア国内の石油備蓄基地2か所を攻撃したと認めた。そのうち一か所は、やはりレニングラード州内にある施設だった。
ロシア大統領選が3月に予定される中、ウクライナは無人機やミサイルによる越境攻撃を強化。これに対しロシア側は、ウクライナの攻撃により国民生活に支障は出ていないと強調している。(c)AFP