メドベージェフ「誇らしい」 ズベレフに逆転勝ちで決勝進出 全豪OP
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【1月27日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2024)は26日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第3シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)は5-7、3-6、7-6(7-4)、7-6(7-5)、6-3で第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)から逆転勝ちを収め、自身3度目の決勝進出を果たした。
メドベージェフはロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)で序盤は危うい立場に置かれたものの、持ち前の不屈の精神力で4時間18分の激闘を制し、もう一つの準決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を撃破した第4シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)が待ち受ける、28日の頂上決戦に駒を進めた。
全豪オープンでの過去2度の決勝では、2021年大会でジョコビッチに、2022年大会でラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)にそれぞれ敗れている。四大大会(グランドスラム)での決勝進出はこれでキャリア6回目となる。
今大会のメドベージェフは、ここまで4セットとフルセットの激闘を2試合ずつ戦う長く困難な道のりだったが、この日は再びスタミナを発揮してズベレフをねじ伏せ、2021年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2021)に続くキャリア2度目のグランドスラム優勝に望みをつないだ。
最初の2セットは「少し迷いがあった」と認めたメドベージェフだが、「第3セットの間は、負けても誇らしくしたいと自分に言い聞かせ続けていた」といい、「自分は最後まで、毎ポイントを戦い抜きたい。どうにか勝てて、とても誇らしい」と語った。(c)AFP