【2月3日 AFP】ボクシング、WBC世界ヘビー級王者のタイソン・フューリー(Tyson Fury、英国)が、スパーリング中に目の上を切るけがをし、17日にサウジアラビアで予定されていたWBAスーパー、IBF、WBO同級王者オレクサンドル・ウシク(Oleksandr Usyk、ウクライナ)との4団体統一戦の延期を余儀なくされた。プロモーターが2日に発表した。

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 フューリーは「今回のファイトに向けて時間をかけて準備をしてきて、状態も最高だった中で非常に落胆している。この一大イベントの全ての関係者に申し訳なく思うし、目が回復したら日程の再調整に鋭意取り組む」とコメントし、関係者に謝罪した。

 プロモーターのクイーンズベリー・プロモーションズ(Queensberry Promotions)は、X(旧ツイッター)に傷の画像を投稿し、フューリーは現地リヤドでのスパーリング中に負傷したと説明。切ったのは右目の上で「不慮のカット」だったとし、「緊急の治療と大きな縫合」が必要になったと明かした。(c)AFP/Julian Guyer