インテルがローマに逆転勝ち 2位ユーベと勝ち点7差に
このニュースをシェア
【2月11日 AFP】23-24イタリア・セリエAは10日、第24節の試合が行われ、首位インテル(Inter Milan)はASローマ(AS Roma)から4‐2の逆転勝利を収め、2位ユベントス(Juventus)との勝ち点差を7に広げてタイトル獲得に前進した。
雨の降る敵地スタディオ・オリンピコ(Stadio Olimpico)に乗り込んだインテルは17分、フランチェスコ・アチェルビ(Francesco Acerbi)のゴールで先制したものの、前半のうちにジャンルカ・マンチーニ(Gianluca Mancini)とステファン・エル・シャーラウィ(Stephan El Shaarawy)にゴールを奪われ、1点リードされてハーフタイムを迎えた。
しかし、後半開始直後にマルクス・テュラム(Marcus Thuram)が同点弾を決めると、56分には前節のユベントス戦に続いてテュラムが相手のオウンゴールを誘発して勝ち越し。さらに最終盤には、ローマが同点弾を目指す中でカウンターアタックからアレッサンドロ・バストーニ(Alessandro Bastoni)がとどめを刺した。
ユベントスは12日にホームでのウディネーゼ(Udinese)戦を控えており、1試合消化が少なくなるインテルはその後どれほどのポイント差があるかを確認することになる。
一方でローマは、先月のダニエレ・デ・ロッシ(Daniele De Rossi)監督就任後初の敗戦を喫し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)出場圏内浮上はならなかった。4位アタランタ(Atalanta)との勝ち点差は1となっているものの、アタランタは消化試合数が2試合少なくなっている。(c)AFP/Terry DALEY