突き飛ばしに暴言連発 フューリーが前日計量で大暴れ
発信地:リヤド/サウジアラビア
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【5月18日 AFP】ボクシング、世界ヘビー級4団体王座統一戦の前日計量が17日に行われ、WBC王者タイソン・フューリー(Tyson Fury、英国)が、WBAスーパー、IBF、WBO王者オレクサンドル・ウシク(Oleksandr Usyk、ウクライナ)を突き飛ばして悪態をつくなどし、会場は一触即発の雰囲気となった。
計量ではフューリーが前戦より15ポンド(約6.8キロ)軽い262ポンド(約118.8キロ)、ウシクが普段の221ポンド(約100.2キロ)より大幅増の233.5ポンド(約105.91キロ)でパスした。
半裸で登場したフューリーは、にらみつけてからウシクを突き飛ばし、壇上でもみ合いになった。ウシクに対して汚い言葉を連発したフューリーは、「ロックンロールの準備はできている。あしたの夜は花火をぶち上げる。(ウシクを)ぶっ倒してやる」と言い放ち、会場を沸かせた。
ウシクはフューリーに何と言い返したか聞かれると、「怖がるな。あしたはお前を逃さない」と答えた。(c)AFP