アル・ヒラルがサウジ国王杯制覇、C・ロナウドは敗戦に涙
発信地:ジッダ/サウジアラビア
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【6月2日 AFP】サッカーサウジアラビア国王杯(King's Cup 2023-24)決勝は5月31日、ジッダ(Jeddah)のキングアブドラ・スポーツシティー・スタジアム(King Abdullah Sports City Stadium)で行われ、アル・ヒラル(Al Hilal)は1‐1で迎えたPK戦を5‐4で制してアル・ナスル(Al Nassr)を下し、優勝を飾った。アル・ナスルのクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)はまたもサウジでのトロフィー獲得を逃し、泣きぬれた。
3枚のレッドカードが提示される大荒れの試合展開の中、アル・ヒラルがアレクサンダル・ミトロビッチ(Aleksandar Mitrovic)のゴールで先制したものの、アル・ナスルは88分にアイマン・ヤヒヤ(Ayman Yahya)が同点弾を挙げた。
しかし、そのまま迎えたPK戦ではアル・ヒラルが勝利を収め、無敗での国内リーグ、国内スーパーカップ、国王杯の3冠を達成した。
昨年10月にブラジル代表ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が負傷により戦線離脱したものの、アル・ヒラルは公式戦34連勝の新記録も樹立している。
アル・ヒラルの選手が喜ぶ中でピッチに崩れ落ちたロナウドは、ゆっくりピッチを離れた後ベンチに座ると、涙を流していた。
ロナウドが1シーズン35ゴールのリーグ新記録を樹立しながらも今季2位に終わったアル・ナスルは、スーパー杯に続いて同じ相手に敗れて優勝を逃した。(c)AFP