【6月21日 CGTN Japanese】中国南部の広東省で進められている黄茅海をまたぐ通路で19日、黄茅海大橋中央部の連結に成功しました。これは海をまたぐ通路が貫通を実現したことを意味しています。

 黄茅海大橋は黄茅海海域にある2本の航路をまたいで、三つの塔二つのスパンというユニークな設計や単独柱式ダブルケーブル浮体式システムを採用した斜張橋です。黄茅海大橋の一つのスパンは720メートルに達し、橋の全長は2200メートルであり、セパレート型鋼箱げたの設計を採用し、橋面の幅は50.4メートルです。今回の橋建設工事で、セパレート型鋼箱げたが広東省内で初めて大規模に使用されました。

 現在、黄茅海をまたぐ通路の建設は順調に進んでおり、2024年末に竣工し開通する予定です。開通後、港珠澳大橋、深中通路、南沙大橋、虎門大橋と共に、広東・香港・マカオグレーターベイエリアの海と川をまたぐ通路クラスターを構成し、広東・香港・マカオグレーターベイエリアがいち早く世界的な交通ハブになることを後押しします。

 世界最大のスパンを持つ3塔式斜張橋として、黄茅海大橋は建設中に台風や高塩高湿度の海洋環境が橋の耐久性に与える影響など多くの技術的難関を突破しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News