梁とシュメルツェルが首位浮上 渋野は2打差3位 全米女子プロ
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【6月22日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーのメジャー第3戦、全米女子プロゴルフ選手権(KPMG Women's PGA Championship 2024)は21日、米ワシントン州サマミッシュ(Sammamish)のサハリーCC(Sahalee Country Club、パー72)で2日目が行われ、ともにメジャー初優勝を狙う梁熙英(Amy Yang、エミー・ヤン、韓国)とサラ・シュメルツェル(Sarah Schmelzel、米国)が通算6アンダーで首位タイに浮上した。
世界ランキング73位のシュメルツェルは、出場した直近7大会で5度予選通過を逃しているが、この日は今大会最少の5アンダー「67」をマーク。梁もこの日唯一人のノーボギーでスコアを四つ伸ばし、シュメルツェルと並んだ。
一方、今季ツアー6勝を挙げている世界ランキング1位のネリー・コルダ(Nelly Korda、米国)は首位と1打差の2位タイから出たが、9オーバー「81」と大崩れし、通算6オーバーで予選落ち。最終18番でこの日唯一のバーディーを取ったが、8ボギー、1ダブルボギーをたたき、9オーバー「81」はプロ転向後最悪となった。
コルダは4月のシェブロン選手権(The Chevron Championship 2024)でメジャー2勝目を挙げたが、これでメジャー第2戦の全米女子オープン(US Women's Open Championship 2024)と前週のマイヤーLPGAクラシック(Meijer LPGA Classic 2024)に続いて3戦連続の予選落ちとなり、絶好調時の状態を取り戻せずにいる。
渋野日向子(Hinako Shibuno)は2アンダー「70」で回り、通算4アンダーとしてレクシー・トンプソン(Alexis "Lexi" Thompson、米国)、高眞榮(Ko Jin-young、コ・ジンヨン、韓国)と並んで首位と2打差の3位タイにつけた。
山下美夢有(Miyu Yamashita)が「70」で通算3アンダーの6位タイに続いた。勝みなみ(Minami Katsu)と古江彩佳(Ayaka Furue)は通算1オーバーの23位タイ、岩井明愛(Akie Iwai)と西郷真央(Mao Saigo)は通算2オーバーの33位タイ、竹田麗央(Rio Takeda)は通算3オーバーの42位タイ、笹生優花(Yuka Saso)は通算5オーバーの64位タイ。その他の日本勢は予選通過を逃した。(c)AFP