【7月7日 AFP】24F1第12戦、英国GP(British Grand Prix 2024)は6日、予選が行われ、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のジョージ・ラッセル(George Russell)がポールポジションを獲得。ルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が2番手に入り、チームはフロントロー独占を果たした。

 英国出身の二人は、母国の観客から盛大な拍手を受けた。3番手にはマクラーレン(McLaren)のランド・ノリス(Lando Norris)が入り、英国GPでは初となる母国選手によるワンツースリーを達成した。全体でも、英国選手3人が3番手までを独占するのは1968年の南アフリカGP(South African Grand Prix)以来となる。

 ラッセルは雨の後に路面状況が改善した終盤に1分25秒819の最速タイムをマークし、ハミルトンを0秒171差で上回った。

 レッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)はマシンのフロアを損傷しながらも4番手に入った。フェルスタッペンはQ1でスピンしてグラベルに飛び出した際にマシンを傷つけ、ダウンフォースを大きく失った。

 マクラーレンのオスカー・ピアストリ(Oscar Piastri)が5番手、ハース(Haas F1 Team)のニコ・ヒュルケンベルグ(Nico Hulkenberg)が6番手に入り、以下はフェラーリ(Ferrari)のカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)、アストンマーティン(Aston Martin F1)のランス・ストロール(Lance Stroll)、ウィリアムズ(Williams)のアレクサンダー・アルボン(Alexander Albon)、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)と続いた。

 RBの角田裕毅(Yuki Tsunoda)は13番手だった。(c)AFP