【8月4日 AFP】パリ五輪は3日、陸上女子100メートル準決勝が行われ、米国のシャカリ・リチャードソン(Sha'Carri Richardson)らが決勝進出を決めた。

 第19回世界陸上ブダペスト大会(World Athletics Championships Budapest 2023)を制したリチャードソンは10秒89を記録し、セントルシアの新星ジュリアン・アルフレッド(Julien Alfred)に次ぐ2位でこの組を突破した。これまで主要国際大会で表彰台入りしたことのないアルフレッドは、10秒84を記録した。

 一方で準決勝を前にして、ジャマイカのシェリー・アン・フレイザー・プライス(Shelly-Ann Fraser-Pryce)が棄権するというサプライズがあった。フレイザー・プライスは、同種目の金メダルを手にした北京五輪から5大会連続の五輪メダルを目指していた。(c)AFP