テボゴが陸上男子200m金 コロナ陽性のライルズは銅 パリ五輪
発信地:パリ/フランス
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【8月9日 AFP】(更新)パリ五輪は8日、陸上男子200メートル決勝が行われ、ボツワナのレツィレ・テボゴ(Letsile Tebogo)が19秒46のアフリカ記録で金メダルを獲得した。
100メートルとの2冠を目指した米国のノア・ライルズ(Noah Lyles)は19秒70で銅メダルとなり、レース後には新型コロナウイルスの検査で陽性になっていたことを明かした。米国のケネス・ベドナレク(Kenneth Bednarek)が19秒62で銀メダルを手にした。
テボゴはゴール前で流す余裕を見せながらも、歴代5番目のタイムで快勝し、ボツワナに初の五輪金メダルをもたらした。
試合後には「本当に美しいレースになった」と喜んだ。5月に母を亡くして迎えた今大会。レース中は母のことを思いながら走り、スパイクにも母の写真を入れた。
「そのことが大きなモチベーションになった。母も天国から見て、すごく喜んでくれているはず」とテボゴ。「支えてくれたチームに感謝の気持ちでいっぱい」と語った。(c)AFP/Luke PHILLIPS