陸上ライルズがコロナ陽性 敗れた200m後に明かす パリ五輪
発信地:パリ/フランス
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【8月9日 AFP】(更新)パリ五輪、陸上男子100メートル王者のノア・ライルズ(Noah Lyles、米国)は、8日の200メートルで銅メダルに終わった後、2日前の検査で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に陽性反応を示していたことを明らかにした。
ライルズは100メートルとの2冠を逃した200メートル決勝後、車いすでトラックを後にした。同種目はボツワナのレツィレ・テボゴ(Letsile Tebogo)が優勝した。
ぜんそくを患うライルズはレース前にもマスクを着用していた。レース直前の選手紹介の際には体調を崩しているそぶりはなく、トラックでジャンプしたり、客席に向かって力こぶを見せたりしていた。
ライルズは米NBCのインタビューで、6日の起床時に体調が悪かったことを明かし、「100メートル(を走ったこと)から来る痛みだけではないことは分かった。ドクターを起こして検査してもらったら、残念ながら新型コロナウイルスに陽性の結果が出た」と説明。コロナ陽性になった「影響は間違いなくあった」とした。(c)AFP