【9月3日 Xinhua News】中国外交部の毛寧（もう・ねい）報道官は2日の記者会見で、「中国企業へのチップ製造装置や関連サービスの輸出制限をさらに強化すれば中国は日本に対して厳しく報復すると中国の高官が繰り返し述べている」との報道について質問を受け、関係国が市場原則と契約精神を堅持し、経済脅迫を阻止することを希望すると表明した。

　毛報道官は次のように述べた。そうした情報がどこから出たのか分からない。中国は常に世界の産業チェーン・サプライチェーンの安全・安定の維持に尽力しており、常に公正かつ合理的で差別のない輸出管理規制措置をとっている。ごく少数の国が自らの覇権を守るため、通常の経済・貿易協力を政治問題化し、安全保障を拡大解釈し、中国に対して科学技術封鎖を行うよう他国に圧力をかけ、世界の産業チェーン・サプライチェーンの安定を人為的に乱しており、中国は一貫して断固として反対する。われわれは関係国が市場原則と契約精神を堅持し、経済脅迫を阻止し、世界の産業チェーン・サプライチェーン安定を共同で守ることを希望する。(c)Xinhua News/AFPBB News