【9月16日 AFP】男子テニスの国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2024)は15日、決勝ラウンドのグループステージが各地で行われ、カナダはデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov)がダニエル・エヴァンス(Daniel Evans、英国)を6-0、7-5で破ってリベンジを果たし、8強入りを決めた。

 シャポバロフは2017年の英国戦でいらだって打ち込んだボールが主審を直撃したため失格となり、母国も敗退を喫していた。しかし、この日はそういった失態を犯すことなく第1試合を制し、カナダの勝ち上がりを確定させた。

 カナダはその後、フェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime)が7-6(10-8)、7-5でジャック・ドレイパー(Jack Draper)を退けて勝利を決めた。第3試合のダブルスは英国が制したものの、8強入りには届かなかった。

 一方、オランダは前回王者イタリアとの試合で3連敗を回避し、準々決勝進出が決まった。シングルスの2試合で組首位のイタリアに黒星を喫したオランダだったが、ダブルスでの白星でブラジルを組3位に抑え込んだ。

 その他の試合では、スペインがオーストラリアとの8強入りを決めている同士の対戦を制した。準々決勝にはこのほかドイツ、米国、アルゼンチンが進出している。(c)AFP