【9月23日 AFP】ロードレース世界選手権、第14戦エミリアロマーニャGPは22日、MotoGPクラスの決勝が行われ、ドゥカティ・レノボ・チーム(Ducati Lenovo Team)のエネア・バスティアニーニ(Enea Bastianini、イタリア)が今季2勝目、通算7勝目を挙げた。

 総合争いでは、ポールポジションから出たドゥカティのフランチェスコ・バニャイア(Francesco Bagnaia、イタリア)が残り7周で転倒してリタイア。

 この日2位に入ったプラマック・レーシング(Pramac Racing)のホルヘ・マルティン(Jorge Martin、スペイン)が、バニャイアとのポイント差を24に広げた。

 マルティンは最終ラップでバスティアニーニにオーバーテークされた際にコースから追い出され、ゴール時に怒りをあらわにしていた。これで5月のフランスGP以来となる勝利を逃したが、バニャイアが転倒したことで、初の総合優勝へ向けて想定以上のアドバンテージを得る結果にはなった。

 バニャイアがリタイアしたことを受け、7番手から出たグレシーニ(Gresini Racing MotoGP)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)が3位に入った。(c)AFP