【10月7日 AFP】24-25イングランド・プレミアリーグは6日、第7節の試合が行われ、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)は2点差をひっくり返し、3‐2でトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)から逆転勝ちを収めた。

 本拠地アメックス・スタジアム(Amex Stadium)でブライトンは23分、ドミニク・ソランケ(Dominic Solanke)のアシストからブレナン・ジョンソン(Brennan Johnson)にここ6試合で6点目となるゴールを決められてトッテナムに先制点を奪われると、さらに37分にはジェームズ・マディソン(James Maddison)の追加点を許した。

 それでも後半立ち上がりの48分、デスティニー・ウドジェ(Destiny Udogie)のクリアミスを突いてヤンクバ・ミンテ(Yankuba Minteh)が1点を返すと、58分には三笘薫(Kaoru Mitoma)のパスを受けたジョルジニオ・ルター(Georginio Rutter)がトッテナム守備陣をかわしながら落ち着いたフィニッシュで同点弾を決めた。

 さらに8分後には、ルターのクロスにフリーのダニー・ウェルベック(Danny Welbeck)が頭で合わせて、トッテナムは崩壊。これでトッテナムは今季リーグ戦3敗目となっている。

 一方、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)はアストン・ビラ(Aston Villa)と0‐0の引き分けに終わった。

 ユナイテッドのエリック・テン・ハーフ(Erik ten Hag)監督は、今季開幕からの不振の中で解任から逃れるべく奮闘しているが、この日の再びの低調ぶりは指揮官が流れを変えられる可能性を示唆するものではなかった。昨季は1989‐90シーズン以降では最悪となる8位に終わったユナイテッドだが、今季はわずか2勝にとどまって14位に沈んでいる。

 チェルシー(Chelsea)は10人のノッティンガム・フォレスト(Nottingham Forest)と1‐1で引き分け、公式戦連勝が5で止まった。

 ホームのチェルシーは、後半立ち上がりにクリス・ウッド(Chris Wood)に先制点を許したが、ノニ・マドゥエケ(Noni Madueke)のゴールで同点に追いついた。

 78分にはフォレストのジェームズ・ウォード・プラウズ(James Ward-Prowse)が退場処分となったが、チェルシーは数的優位を生かせずに決勝点は奪えなかった。

 終盤には、フォレストのネコ・ウィリアムス(Neco Williams)に押し出されたマルク・ククレジャ(Marc Cucurella)と接触したチェルシーのエンツォ・マレスカ(Enzo Maresca)監督がピッチに倒れたのをきっかけに、全選手が絡んだ乱闘騒ぎも発生した。(c)AFP/Steven GRIFFITHS