【10月10日 CGTN Japanese】中国とザンビアの企業は現地時間7日、ザンビア大統領府でワクチン工場の合同建設に向けた協力覚書に調印しました。ザンビアでアフリカ大陸初のコレラワクチン生産工場を建設することになります。

 ザンビアのヒチレマ大統領は式辞で、「ワクチン工場の建設はザンビアにとって非常に重要であり、ザンビアの公衆衛生能力を向上させるだけでなく、感染症の予防とコントロールや国民の健康と安全を守ることにもつながり、周辺諸国にも恩恵をもたらし、地域の経済社会の発展を促すことができる」と高く評価した上で、中国政府が長年にわたってザンビアとの実務面での協力で多大な支援を提供してくれたことに対する感謝を表し、「公衆衛生分野での協力は人類運命共同体の構築という理念の重要な具現化だ」と強調しました。

 ヒチレマ大統領はまた、「私たちが伝えたいことは、ザンビアをはじめとするアフリカ諸国および世界中の国々が中国のような先進的な科学技術を有する国と手を携えて協力することができるということだ。われわれは国民の生活福祉の増進のために協力を求めていく。習近平主席が打ち出した人類運命共同体の理念を強く称えたい」と述べました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News