バロテッリがけが人続出のジェノア加入へ 伊セリエAに復帰
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【10月28日 AFP】サッカーイタリア・セリエA、ジェノア(Genoa CFC)の幹部が27日、元同国代表FWマリオ・バロテッリ(Mario Barwauh Balotelli)がクラブに加入し、イタリアサッカー界に復帰すると明かした。
ジェノアのスポーティングディレクター(SD)を務めるマルコ・オットリーニ(Marco Ottolini)氏は、この日行われたラツィオ(SS Lazio)戦の開始前に「サプライズがない限り、彼(バロテッリ)はジェノアの選手になるだろう」と話した。
ジュニオール・メシアス(Junior Messias)やビティーニャ(Vítor Manuel Carvalho Oliveira 'Vitinha')、カレブ・エクバン(Caleb Ekuban)といったFW陣を含む7選手が負傷しているジェノアは、フリーエージェントのバロテッリを獲得する賭けに出た。バロテッリの最後のセリエA出場は4年前のブレシア(Brescia Calcio)所属時で、昨季はトルコのアダナ・デミルスポル(Adana Demirspor)でプレーしていた。
オットリーニ氏は、バロテッリが「(イタリアに)戻って、ジェノアでプレーしたいという強い意欲を示している」と述べた。
かつては伊サッカー界の若きスターの一人で、将来はワールドクラスのストライカーになるとみられていたバロテッリにとって、34歳でのジェノア加入は大舞台での最後のチャンスを意味する。
バロテッリは、31日に行われるフィオレンティーナ(Fiorentina)戦で加入後初出場を果たす可能性がある。チームはリーグ戦ここ7試合は未勝利で5敗を喫しており、18位に沈んでいる。(c)AFP