無許可の花火イベントで爆発、150人超負傷 インド寺院
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【10月29日 AFP】インド南部ケララ(Kerala)州の寺院で行われた花火イベントで28日夜、激しい爆発が起き、100人近くが病院に搬送された。うち8人が重体。イベントは無許可で行われていたとされ、警察は29日、寺院の責任者2人を拘束した。
事故が起きたのは、同州北部カサラゴド(Kasaragod)にあるヒンズー教寺院。インド各紙がインターネットに投稿したビデオ映像では、花火イベントには観客数百人が集まっていたのが確認できる。
公開された映像では、建物内部からパンパンと音が聞こえた直後に大きな爆発が発生している。
地元の警察署長はAFPに「150人以上が負傷し、うち97人が病院に搬送された。重体は8人ほど」と明らかにした。
また「花火が保管されていた場所のすぐ近くで点火が行われた」とし、飛び散った火花で他の花火にも火が付いたとの見方を示した。
地元当局者によると、花火の打ち上げの許可は下りていなかった。インド紙ヒンズーは、寺院の責任者2人が拘束されたと報じている。(c)AFP